ペレポストの原料は杉、ブナなどの広葉樹の全木である。
これに宇井 清太新発見のラン菌(木材腐朽菌)を生息させている。


ペレポストが「木質」だから。
ペレポストのPHについて質問される場合があるので説明する。
ラン科植物の最適なPHは弱酸性の5,5から6.0。
バークなどをクエン酸などで酸度調整して製品化している場合がある。
この初期のPHと・・・一年後のPHの変化が問題だ・・・と質問してくる。
必ず、ペレポストも一年後は強酸性のPH4・・・近くまで酸性が進むと・・・。
それで・・・使用を躊躇しているという・・・・。

何処から、こういう知識を得たのか知らないが、この培養土、土壌の分析というのは、とんでもない誤りを冒している。
冒頭に記したようにペレポストには「ラン菌」(木材腐朽菌)が生息している。
木材腐朽菌が棲息している場合と生息していない場合のPH値。
更に、生息していないバークに肥料を与え・・・嫌気性菌が優占菌になった鉢のPH。
ここまで、考えて土壌分析した研究は皆無である。
そういう土壌分析会社も日本に一社もない。
なぜなら、木材腐朽菌が棲息している培養土というのは、宇井 清太が発明するまで、
日本はおろか世界になかった。
そういうことで、土壌分析の会社、研究で、木材腐朽菌の項目はない。
こういうお粗末な、盲点のあるものが、いかにも科学的に正しい土壌分析のように説明している。

植物の自生地の生態系を考慮しない土壌分析である。
地球の陸上に自生している植物は、必ず枯れ葉、死骸を地表に落とす。
そこには、必ず、これをエサにする木材腐朽菌が棲息している!

この自然界の大法則を、土壌分析の項目にない。
つまり、木材腐朽菌も微生物も考えない土壌分析。
リービッヒの「無機農法」「植物必修元素」・・・から生まれた土壌「分析農法」である。
こういうものを学んだ人の知識に・・・・大きな盲点がある。
地球の自然界の土壌に・・・・微生物が生息しないということは有り得ないことである。
火星の土壌分析と地球の地表の土壌分析を・・・ミソもクソも一緒にしている。
水耕栽培で・・・・で植物は育つではないか・・・という。
でもね・・・水耕栽培で「屋久島の7000年の大王杉」を作れるか???
作れるという人、会社は皆無であろう。
土壌分析の人が、大王杉の株元のの土壌を分析して、
畑に・・・それを再現しても・・・7000年生き続けられる土壌は作れない!
なぜか??
土壌分析は生態系の中の一部分にすぎないからである。
微生物分析が欠落している。
更に・・・7000年大王杉が生き続けてきたということは、7000年の間、
大王杉は株元に・・・自身の「枯れ葉」を・・・落してきたということである。
これを7000年の間、木材腐朽菌が食べ、分解してきた。
その結果2017年の8月の土壌が生まれ、PHが出来たということである。
その結果の数値を見て、それを化学薬品を用いて畑に再現することが・・・
いかにも科学的に正しいように考えるのは・・・
地球の絶対王者「木材腐朽菌」を見落とした・・・とんでもない科学である。
地球でもっも巨大な生物は、恐竜でも、クジラでもない、枯れ葉を分解する木材腐朽菌である。

ここまで書けば、いかに土壌分析で植物を作ることが愚かなことか理解できよう。
それでも、どうにか「一年草作物」なら作れる。
短期間で収穫するからである。
水耕栽培も同じ。
人間の現在の科学は・・・・その程度のものである。
絶対王者の木材腐朽菌は約2億8500万年の間、地球の植物を育てきた。
この木材腐朽菌こそ「ラン菌」である。


そういうことで、ペレポストのPH変遷を調べた。
新品のPH6.0
一年後 PH6,0
二年後 PH6.0

この安定したPHは、木材腐朽菌が作りだしているPHである。
だから、ランは木材腐朽菌を「ラン菌」に選んで共生しているのである。
他にほとんどの菌は、植物が好むPH6,0から6,5に永年安定には出来ない。
枯れ葉と木材腐朽菌が作るPHである。
だから、ほとんどの作物は、植物は・・・木材腐朽菌が棲息していれば、素晴らしい生育をする。
ブルーベリーのハイブッシュ種、ワイルドブルーベリーでも栽培できる!
殆どのランがペレポストで素晴らしい生育をする。

ところが、ペレポストのPHの変化を気にする人の頭には「ラン菌」(木材腐朽菌)など考えない。
誰かが書いた本を見た知識で・・・
ラン菌の生息していないバークのデータを・・・固定観念としている。
つまり欠陥データーと欠陥科学を・・・鵜呑みにしている。

これからは・・・
土壌分析。
微生物分析。
この二つを行なえる分析会社でなければならない。
ところが・・・微生物分析というのは・・・土壌分析のように簡単にはいかない。
培養するか、シーケンサーでゲノム解析しなければならない。
更に、植物と共生する菌か否かを・・・検証しなければならない。
更に、圃場で実際栽培して、その分析が正しいことを実証しなければならない・・・

そんなこと出来る会社が出てくるのか???
農家が・・・高額なカネを払えるのか???
それで・・・本当に多収穫できるのか???

ペレポストは、以上のように、ランが、多くの植物、多くの作物が好むPHを、
2年、3年維持継続できる培養土である。
こういう培養土は、世界中探してもペレポストのみである。
中途半端な知識で、ペレポストを使う前から・・・検証しないことである。


これまでは、菌根植物のランを、ラン菌が生息しない培養土で植えてきた。
とんでもない栽培を行ってきた。
そのことを、反省して、改善すべきであろう。
ラン作りは「意固地」。
職人のような技で・・・栽培してきた。
ランの本当の姿を度外視して・・・自分勝手で、人間中心で愛好してきた。
本当に・・・ランが喜んでいるのか、泣いているのかも考えることなく・・・
植物は泣いたり、喚いたり・・しなことを・・・イイことにして。
ペレポストは、人間が喜ぶ前に・・・ランが、植物が喜ぶように作った培養土である。

だから・・・多くの「ペット蘭園」が敵視する。
「枯れてもらわないと売れなくなる・・・」
トヨタが儲けているのは、車は・・・必ず壊れるからではないか!
そういうバカげた「ラン園芸店」が・・・日本のランをダメにしている。
利益至上主義が園芸にも蔓延。
ラン商業と・・・ガーデンニングする人の気持ちに・・・大きなギャップがあることに気付かないラン業者。
ペレポストを・・・敵視する!



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土壌分析 Ph測定栽培の盲点    一年草と多年草では・・・生態系が異なる
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